ぎっくり腰・坐骨神経痛
ぎっくり腰とは急激に発症する腰痛のことです。
実は、「ぎっくり腰」という言葉は医学的な病名ではなく、正式には「急性腰痛症」と呼ばれています。
欧米ではこれを「魔女の一撃」とも表現することがあります。
この症状は、激しい痛みを伴い、多くの場合、1週間から10日ほどで自然に回復していきます。ただし、2週間以上改善が見られない場合や、症状が悪化している場合は、注意が必要です。
なぜなら、ぎっくり腰ではなく、椎間板ヘルニアや圧迫骨折など他の病気が隠れている可能性があるからです。
じつは、ぎっくり腰の原因ははっきりとはわかっていません。一般的には「重い物を持ち上げた拍子に発症する」ケースがよく知られていますが、実際には些細な動作でも起こることがあります。
例えば、くしゃみをした瞬間や、下に落ちた物を拾おうとしたとき、少しお辞儀をしただけ、またはただ立ち上がろうとしただけでも発症することがあります。
ぎっくり腰の症状は、急性で強い痛みが特徴です。脂汗をかくほどの激痛を伴うこともありますが、通常は数日から10日程度で痛みが和らぎます。
ただし、痛みが2週間以上続く場合は、他の原因を排除するために整形外科を受診することをおすすめします。
さて、ぎっくり腰になったらどうすればいいのでしょうか?以下に対処法をいくつかご紹介します。
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急性期のセルフケア:
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痛みが強いときは、むやみに動かず、最も楽な姿勢でゆっくり深呼吸をすることで痛みを落ち着かせましょう。
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湿布薬や外用鎮痛消炎剤(ロキソプロフェンなど)を使うと効果的です。
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寝る姿勢:
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膝の下に丸めた毛布やクッションを置いて、膝が90度程度曲がった状態で寝ると楽に感じることがあります。
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痛いほうを上にして横になり、膝の間にクッションを挟んだり、抱き枕を使ったりするのもおすすめです。
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お風呂:
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温めたほうが痛みが楽になる場合は、無理のない範囲で温かいお湯にゆっくり浸かりましょう。ただし、腫れがある場合や患部が熱をもっているときは入浴を避けましょう。
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ぎっくり腰の痛みを和らげるためにいくつかの方法があります。以下にいくつかのアプローチをご紹介します。
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安静と姿勢の工夫:
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痛みが強いときは、むやみに動かず、最も楽な姿勢で休むことが大切です。ベッドや床に横になり、膝を曲げて足を支えると痛みが和らぐことがあります。
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寝るときは、膝の下にクッションを置いて膝を曲げた状態で寝ると、腰への負担が軽減されます。
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温める:
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温めることで筋肉が緩み、痛みが和らぐことがあります。温かいお風呂にゆっくり浸かるか、湿布を貼ると良いでしょう。ただし、腫れがある場合は冷やす方が効果的です。
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薬の使用:
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鎮痛剤や消炎剤を使うことで、痛みを軽減できます。薬局で市販のものを購入するか、医師に相談して処方してもらいましょう。
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ストレッチと軽い運動:
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痛みが少し和らいだら、軽いストレッチや歩行などの軽い運動を試してみてください。筋肉をほぐすことで回復が促進されます。
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整形外科を受診する:
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痛みが2週間以上続く場合や、症状が悪化している場合は、整形外科を受診しましょう。他の原因を排除するために必要です。
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ぎっくり腰があることで日常生活を送る上で不便を感じているという方にとってオススメなのが整骨院での施術です。
痛み止めによる除痛は瞬間的な効果に優れているので、特別な事情でその日を乗り切りたい(スポーツ選手の試合など)という場合にはオススメです。
一方で利用頻度によっては効果が薄くなっていく事などを考えると日常的な悩みの改善には最適ではありません。
整骨院での施術では電療機器を利用することで炎症の早期回復を促すことができます。
また、筋肉の柔軟性の確保をするためのマッサージや整体施術、日常的な姿勢指導など骨格・骨盤へのアプローチを行うことも整骨院の施術の特徴です。
痛みを取るだけではなく、痛みの出づらい身体作りをしていくことが重要です。
整骨院で施術を行う際の留意点として施術の内容や利用している電療機器などが整骨院によってバラバラであることが挙げられます。
ぎっくり腰の施術を行う場合どの整骨院に通うのか?で予後に大きく影響します。
ぎっくり腰にお悩みの方に発生している問題は主に3つです。
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既に発生してしまった筋膜の断裂・炎症
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背骨の歪みからくる関節の炎症
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姿勢不良による腰の負担過剰状態
これらの問題に対して、患者様に合った科学的根拠に基づいたアプローチを行うのが小田原こゆるぎ整骨院の施術です。
出来るだけ早期に適切な治療を受けることが、再発を防ぐことでも重要です。